[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
脳卒中(脳血管障害)の3つの病気、すなわち脳出血、脳梗塞、くも膜下出血のうちで、もっとも発症頻度が低く、死亡率が低いとされるのが、くも膜下出血です。くも膜下出血は、重症度によって一般に5段階にわけられ、段階に応じて、内科的治療にするのか、それとも外科的な治療(手術)にするのか、分かれます。
くも膜下出血の重症度
0度・・・未破裂脳動脈瘤症例
1度・・・意識清明で神経症状(局所的な脳神経麻痺以外)のない例、またはあっても軽度の頭痛や項部強直の症例
1-a・・・固定した神経学的異常がある慢性例
2度・・・意識清明で中等度ないし強度の頭痛と項部強直はあるが、脳神経麻痺以外の神経症状がない例
3度・・・傾眠、錯乱状態または軽度の局所神経症状のある例
4度・・・昏迷、中等度ないし高度の片麻痺、ときに初期除脳硬直を思わせる所見および自律神経障害のある例
フケ(ふけ)症の対策
フケ(ふけ)症の対策について頭皮のフケやフケ症の症状、ふけの原因やシャンプーとの関係などの情報を紹介します。
育毛(発毛)シャンプーとヘアケア
育毛(発毛)シャンプーとヘアケアについて女性用や育毛剤から人気や口コミなどの情報を紹介します。
遠近両用コンタクトレンズ比較
~老眼の治療とコンタクレンズの関係や、レーシックなどの手術での回復、メガネとの比較など…~
5度・・・深昏睡、徐脳硬直、瀕死状態の症例
(参考・・・篠原幸人「今日の診断指針」医学書院)
内科的治療か、外科的治療かの選択について
くも膜下出血で外科的な手術が必要となるのは、意識もまったくなくていちばん状態が悪い5段階目の場合です。もうろうとしながらも意識があり、片麻痺などがみられる、4段階目までならば、外科的手術は必要ないのではないか、といわれます。ただし、内科的治療では、根本的な治癒はできません。したがって、予防のための手術ということもあります。
くも膜下出血は、脳卒中(脳血管障害)のなかでも、手術でなおる可能性がもっとも高い病気です。手術がうまくいけば、予後はほかの脳卒中(脳血管障害)よりも良いといえます。